
木材を製材する際に出るくずは、おが粉(おがくず)、かんなくずであるプレナーくず、樹皮と大きく3つに分けられます。
これらは自然の恵みとして昔から大切に取り扱われ、戦前は主に燃料として利用されていました。
その後、石油やガスの普及によりその活用方法も大きく変化し、現在おが粉は、畜産関係の敷きわらの代用品としてや、きのこの菌床栽培、線香やICの基板などに利用されています。
当社では製材所から出るおが粉を買い取り、それをこういった様々な分野のお客様に販売しています。
おが粉は、製材する際に出る副産物であるため、最近の国内の林業及び製材業の不振に加え、外材が原木ではなく現地で加工され半製品となって輸入されるために、おが粉の量が減ってきています。
しかも、菌床材や増量材などに使用されるおが粉は樹種や大きさが特定されているため、特別に製造されたものがほとんどで、今後はおが粉も生産物の割合が大きくなっていくことでしょう。
一方、家庭用生ゴミ処理機など新分野でも利用され始め、全体的な需要は高まってきています。
現在、当社は、五十社の仕入先からおが粉を回収させていただいていますが、こうした需要と供給のバランスを見極めていかなければなりません。
将来的には、当社でも製造部門が必要になってくると思われますが、まずは情報収集に努め、副産物・生産物双方のおが粉の新しい利用方法を研究して、仕入先と新しい販路の開拓に努めていきたいと考えています。
代表取締役 望月 満
社名 | 有限会社 萬商望月 |
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所在地 | 〒431-3303 静岡県浜松市天竜区山東3697-1 |
創業 | 昭和15年 |
事業内容 | おが粉の販売 |
設立 | 昭和61年2月1日 |
代表取締役 | 望月 満 |
電話番号 | 053-925-5686 |
FAX番号 | 053-925-5696 |
業種 | 木粉販売 |
取り扱い品目 |
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取引先 |
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〒431-3303 静岡県浜松市天竜区山東3697-1
電話番号: 053-925-5686
FAX番号: 053-925-5696
昭和15年 | 創業 |
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昭和61年 | 有限会社として法人設立・登記 |
平成13年 | 望月満社長就任 |
平成15年 | それまでの小型車両(2~4t)の集配を、大型車両(6~15t)に切り替え大量物流を可能にする |
平成17年 | 取引先の増加に伴い、集配業務員6人体制へ増員 |
平成20年 | それまでの農協・畜産業関係の得意先に加え、工業用原料・ペット事業関連の新規需要に伴い販路を拡大する |
平成25年 | 副産物(オガ粉・バーク)の安定供給を目的とした倉庫兼車庫を、天竜区山東地区山東工業組合内に約800坪購入し同組合員となる |
平成27年 | 取引量の増加に伴い、集配業務員7人体制へ増員 |